2009年9月21日月曜日

本そのさん

『オトナのメディア・リテラシー』 渡辺真由子

渡辺先生に、おススメされた本。やっと読めましたー
カナダはリテラシー教育が進んでいるらしい、知らなかった。
その視点から日本を見るととってもとっても遅れていると思う。自分はどっぷりと日本の生活になじみ、そこでの感覚がしみついているから、この本で指摘されていることに、普段まったく疑問を感じることはなかった。
知らないうちに定着している女性と男性の仕事分担とか。しかも、この本は昔の日本のことを言っているんじゃなくて、今、現代の日本について言っている。

読みながら、最初は、
よく取り上げられている問題に、
「うん、そーだそーだ」と納得し、怒りの感情もあらわれはじめ、
「こんなとこも、気付かないうちにすりこませるきっかけになっていたのか」と驚き、次第に、
「もう、こんなに深い問題なら、改善は無理じゃないのか」とあきらめモード
になってしまった。
自分も女なのに、無責任な感想だと思う。そんな調子だからこそ、渡辺先生みたいにすごく先鋭的ともいえるくらいに、声を大にして訴える存在は必要だと思った。

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