2009年9月21日月曜日

本そのいち

『人を動かす』 D・カーネギー

なるほどなー
と思った。納得するけど、実際に陥ったらなかなか実践できないと思う。たぶんやるべきリストを箇条書きにされていたらフンフンって納得するだけだと思うけど、しつこいくらい具体例が書かれていたから、私はその例で頭に印象付けることができました。
名前を覚える、っていうのは昔からとても苦手だけど、5期生が入って来たら一番に顔と名前を一致させよう!と思った。
自分の要求が聞き入れられなかったとき、相手が間違っていたときでも自分が下手に出て相手の気分を悪くすることなく申し出るのは、なかなかできることじゃないと思う。
また、ここで出てきている成功例は何度も試した中でうまくいったものじゃないかなと思う。この本を読んで短絡的に、こうすれば100%うまくいくんだ!と勘違いしないようにしたい。

あと、自分の良くないところだと思うのは、こういう本を読んだあと、日常生活でのいろんな場面でふと、この人は「人とのコミュニケーション法」(つまりこの本に書かれている内容)を実践しているんだろうなーというふうに考えてしまうこと。筆者はたぶんそんなことを望んでいないし、そんなふうに斜に構えたら相手のまっすぐな感情も受け取れなくなってしまうから良くないと思う。

本を読みながら思い出したのは、花火でピンチを迎えた事件。あの時も、最初に素直に謝ったから相手は許してくれたけれど、もし逃げ出していたらきっと面倒なことになっていたと思う。

自分で出来ているところと身につけるべきところがあった。話を聞くところは聞く。喋るところでは喋る。聞くのが大事だからってずっと黙っていていいわけではなくて、ほめるところはほめるし、ちゃんと耳も口も常にONモードで接することが重要で難しい。

あと、ちなみに、この本での実際の事例はをたぶん、日本人ではないと思う。同じ人間だから感情の変化にはあまり違いはないと思うけれど、良い気分になったからじゃあ取引を決定しよう!などの大きな即決は日本ではあんまり起こらないことじゃないかな、と思った。推測だけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿