2009年11月22日日曜日

しんすけの本

【ホンヨミ!】ご飯を大盛りにするおばちゃんの店は必ず繁盛する【】

島田紳助『ご飯を大盛りにするおばちゃんの店は必ず繁盛する』


さんまも好きだけど、紳助も好きです。

・何をするにしても、真剣にやらないと面白くない。
・業績を伸ばすのが経営者の重要な役割なら、社員の幸せを考えるのも経営者の役割。
・初めてのことをするとき、誰かに聞いて教わることでも解決できるけど、それはそのアドバイザー流の解決 の仕方になってしまう。
・他人のために何かをしようとするのは、深い部分で自分のためでもある
・他人の話を聞かない人間は壁に当たる。
 けれど、他人の話を聞く人間は前に進めない
・なにかをするときには、壁に当たることを恐れちゃだめ。恐れてもいいけど当たるからやめようじゃなくて 当たるから当たっても大丈夫なように準備しとく。

全体を通じて感じたのは、社員のことを考えること。それは社員の仕事に対するモチベーションをあげるという意味はもちろん、長期的に社員一人一人の人生レベルで考えていること。だから筆者は社員が同じ店でずっと働くことを決して推奨しない。この本はビジネス書として読むには決して良くないかもしれないけれど、どんな仕事をするにしても、人と関わっていく限り、筆者のような姿勢は大切だと強く思った。本文内には出てこなかったけれど、「感じる心」とも表現できるのかな、と思う。いくら有名になってもお金持ちになってもお店のアルバイトの接客に、心がぱっと明るくなったり、時には叱ったり。パターン化した色眼鏡で物事を見るのではなく、柔軟に自分の感性を働かせることはすごく大事だと思った。
年を重ねても、好奇心を忘れず、24時間365日、感動できる人になりたいと思う。私は漫才はできないけれど、たとえば文字を使って、その気持ちをうまく人に伝えられたら、それは職業によらず素敵なことだと思う。

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