2009年12月30日水曜日

さてさて

次、ブログアップできるやつ

 バルサとレアル
 サルバドールの朝


ネットに書いてないけど、読んだ本

 だから人は本を読む 福原義春
 生きるためにいちばん大切な「食」の話 柴田明夫
 どうしても叶えたい夢がある人の時間術 藤井孝一


読んでる途中
 Nelson Mandela
 御冗談でしょう、ファインマンさん(上)(下)

読みたい本
 いっぱい!


あと数時間で京都行く。 
絶対寒い…ネットつながらんらしいぞー。。
明日は待ちに待った晴れ着の日。すごく楽しみ!!そして年明けを迎える!
2009年を振り返って・・どんな年だったかな。
  
  歩 
 道
   笑
  考 
 伸
    成
 真  
 直
   素

歩きながら考えてたら、いろんな漢字が思いついた。
来年はどんな年にしよっか。
2010年、将来の自分を操作したかったら、今を変えていくしかないんやなー
今も操作できない人は将来なんて流されまくる。
自分は今までの20年間の延長なんだってことをすごく認識した2009年でした。
と同時に、これからの人生も楽しくなってきた年でした。
年明けをいつも京都のベッドの中で迎えて、この瞬間ふつうに息してる(寒くて白い息だけど)ことがありがたく感じる、なぜか!

地面も揺れることなく、平和に回り続けますように!

2009年12月29日火曜日

チヂミ志向

【ホンヨミ!】縮み志向の日本人【】

『縮み志向の日本人』 李御寧

日本人は縮み志向。というのが筆者の主張。
題名からすぐにわかるけれど、これが意外と奥が深い。

扇子や折り畳み傘、一寸法師や正座、盆栽など日本はいろいろなものが他国のそれらと比べると縮まったサイズらしい。しかしこの本ではそんなスケールだけでなく、日本の庭やら茶道、さらには人間の行動までを縮み志向に当てはめて論じている。
日本人は「座」を作って、小さいところに集まって何かをするのは得意だが、大舞台に行くとどうすればいいかわからなくなってしまうとあった。今日偶然見た番組では小倉さんが、毎晩必ずトイレで本を読むと言っていた。筆者によると狭いところに縮こまっているほうが心が落ち着く民族、だそうだ。
この本では、日本はそのような縮み志向を生かして世界でも生き抜いていくべきであり、慣れない拡大路線を進もうとするからひずみが出ると書いてある。日本は縮みの技術には長けていても、それは縮ませるような対象を他から与えられないと発揮できない。相手を受けて、それを超えられるようにこつこつと自国に取り込んで伸びてきた国である。これは国だけでなく、個人的にも思い当たる節がある。自分からは動けないし弱いけれど、相手を受け身でとらえるとそれを吸収し、自分のものにして追い抜かす。こういう出方はずるいと思っていたし、自分から何かを発信するほうが強者だと思っていた。けれど、必ずしもそうではないのかと気持が軽くなった。
少し発想を変えると、相手が強ければ強いほど自分も強くなれるということ。そのためにも、自分のものにする技術や努力(本書でいう「縮み」の技術)を普段から鍛えること。そういうやり方での自分のポジションの見つけ方もあるんだと知った。だからと言って、やっぱり広いところでの勝負は捨てたくないし、縮みだけではつまらない気がするけれど、日本人の志向として、「縮み」の血はどこかにあるもの、という考えを頭の引き出しに入れておこうと思った。


一つ一つの主張に、古典や俳句や民謡、日本語の言い回しからの論証がなされている。本当に幅広い知識を持った人でないと書けない文章だと思うと共に、文系で論理的に文章を書こうと思ったら、数字ではないこのようなデータ(資料)を集める必要があるのかと思った。たとえ同じだけの材料を渡されても、この本のように整理するのは難しいとも感じた。蘊蓄がたっぷりで読みごたえのある本だった。

日本の比較対象の相手は欧米ではなくて、中国や韓国とするべきだろう!という主張には、なるほどと思った。そこから入る出だしにすごく心をつかまれた。

2009年12月27日日曜日

151

151件目の投稿らしい。
いちごーいち 憩い いい恋。 ちなみに、関西の肉まんは551です。

れーなは京都へ私はまだステイ。
この年末はいろんな人に会いました。懐かしい人、初めての人、お世話になった人…
だがしかし!生活リズムを崩しまくって、休みボケ状態。これを書いたら終わりです。

女の先輩に会ったことは、すごく印象的でした。うちは女の先生に対するトラウマがあったけど、(書いている時点でトラウマを引きずり続けているんやけど)今年の語学はall女性の先生やったし、最近はだいじょぶ。理系で、理論的だった。ふつうの話しかしてないけど、自分のリズムを持ってる感じでした。あんなふうに来年後輩と話ししたいな。それには自分に余裕がないとな。

あとは落語を見た。
初めて見たけど、ほんの少しだったけど、おもしろかった。一人であんなスポットライト浴びて、正座して口と動ける体だけで、みんなを惹き付けて話して笑わせて。いいねぇー
知ってる人だったから余計に面白かったのかな、新たな一面!だった。自分が生き生きできる舞台があるのは素敵なことだと思った。漫才も見てみたかったけど残念。お疲れ様でした。

中学の弓部女子7人でごはんしたこと!一人これんかったけど、久しぶりに盛り上がりました。楽しかったなぁ。交換ノートを振り返って爆笑。将来結婚しそうな人早い順ランキングとか。私は、さわやかスポーツマンで書かれてた、4位くらいに。「会社で出会った優しい人」ていうのが一番リアルで面白かった!まだ結婚なんてわからんけど、でも、「もう16歳になったー!」とかいうページを見てると、なんか驚く。ありゃりゃ!って。若かったんだね、でも、その時の友達がまだ周りにいて集まれるってなんかよかった。年賀状を先生にも書きながら、先生も同じだけ年とってるんだなって思う。自分が大人になってそれと同時に誰もが年取るんだなって当たり前のことだけど。
半分くらいに彼氏がいたけど、みんなそれぞれ生き生きして幸せそうだった。見た目は雰囲気が似てても、みんなぱっと見のイメージとはちょっと違う人と付き合ってうまくいってるみたいだった。というか、自分の中身(心)の足りないとこを持ってる人と付き合ってる…のかな? 一見、意外そうな組み合わせが意外と合ってるっていうか。はやりとかもててるとかで付き合ってるんじゃないんだなって、思った。昔はそういうのに振り回されてた、自分も含めて!お互いに自分のことをちゃんと相手に見せてる気がした。友達と恋人は違うんだなーみんな友達には言えないこととかも出てくるんだろうなって思うとちょっとさみしくなった。けど、私は恋人と女友達だったら友達選ぶかな!
いろいろしゃべってて、自分は最近昔と変わったかな、環境で変わったのかなって思ってたけど、実はあんまり変化してないことに気付きました。それがすごい嬉しかったし、そんな自分を冷静に見れてたのもよかった。グループ一だじゃれ考えてしゃべってたし、いつもボケやってたし、強がるとこも、あんまり今とギャップがなかったのがよかった。これが素ってことなんだろうな!たーぶん!

京都行くまでにファイトです。
がんばります
明日はほっとけいきで打ち上げ、わーい☆

それと、できる人はなんにも言わない!
できない人はいろいろうるさい!
(そして結局できが悪い)

これは鉄則な気がします。
無限実行 わーかっこいい。有言実行もかっこいい。雑言実行はちょっとやだな。雑言不実行 ありゃりゃ。

私は完全に後者なので、前者に近づけるようにならないと。それが2010年の目標です(暫定)

2009年12月22日火曜日

あと3000字くらい

最近本を読んだら、これにかかんと小さなノートに書いています。小さくて薄い!無印70円ノート。でも絶対70円の100倍の価値になる!

本一冊につき見開き一ページくらいでちょこちょこ、抜粋とかひとことメモとか書いて、たまに人から聞いた言葉で印象的なのもあったら書きこんで、とかしてるんだけど、持ち運びやすさとすぐ振り返れるとこが好き。

「縮み」志向の日本人 て本を読んでるんやけど、まさに!ノートでもなんでも小さいのが好きって日本人なんかも。


入ゼミ作文、最近はこれにかかりっきりですが、ほんまはもっと時間をかけなあかんのにそんなときに限っていろんな人と会う予定を入れてしまったからですが…
でもできるできるできるできるー!
10000字とか原稿さえPCで書ければ、3時間くらいで終わるでしょ!ってなめてる。年末に、いろいろ取り戻さなきゃ。冬休みあっという間やし、京都も行くやろし、終わったらテストやしー ぎゃ。 

作文は自分の思想とか経歴とかを書くんやけれども、
 思考力、 行動力、 集中力
とか書いてる。
どっかで見たことあるものばっか。笑 さっき途中段階をれーなに見せたら、「お姉ちゃん協調性ないっしょ!」ってさー。まあそうかも。うーん。自分の現状なのか理想なのかわからなくなるんだよねー、だって自分について3000字くらい書くんやよ?!人のことのほうが書けるなー。

京都行ったら、31日に振袖着せてもらう!着付けとか髪とか全部やって、写真撮ってもらって、それでうまく行ったらそのまんま振袖で初詣行くんやーっ 
だから、体調管理しやって厳重注意。
中1はディズニー行く日にヨーレン菌にかかり声が出なくて、
中2はやっとスタメンデビューできる!予定の試合の朝にいきなり高熱で、
おととしは夏に軽井沢家族旅行でばたんきゅーで救急病院行って、
去年はテスト中にインフルになってテスト中脳死んでいたていう、、、大事な時にいつも体調を崩す。まったく、普段は元気なのに。

最近太ったて言われたから、しかも髪アップにしてもらったら顔があらわになるから、ちょっと気をつけなまずいかな。成人式の写真て一生残る!しかもお見合いするとしたら、それも見せたりするのかな。わかんないけど、今からがんばっても遅いけど、悪化させないように、これは現状維持で。

そーいや先週末におうちに体重計とDVD見る機械がやってきたから、パパとれーなは毎朝毎晩体重チェックしてる。
まったく、恐ろしいことをするもんだ。

たまってたからどばーって書いた。すっきりしたけど眠くなってきた。やばいやばい10000!!

2009年12月17日木曜日

サルバドールの朝

『サルバドールの朝』

スペイン内戦時代、フランコ独裁政権に抵抗した若者たち。そしてそれを武力で封じ込める政府、警察。スペイン語以外は禁止されていた。サルバドールも、政府に立ちむかったそんな若者の一人。MILという組織で、「絶対に捕まらない」というグループの理念のもとに銀行から資金を奪い、さまざまは活動を繰り広げた。最初は波に乗って銀行強盗もうまくいき資金も回っていたが、警察にも目をつけられ、だんだん苦しくなる。そしてある日計画が失敗し、サルバドールはもみ合いの最中に警官を銃で殺してしまう。当時の「警官殺し」に対するイメージはとても悪く、彼のもともとの立場もあって、弁護活動はなかなかうまくいかない。担当弁護人は自分のイメージが悪くなることも承知で、全力で彼を弁護。しかし残酷にも死刑執行の命が下る。執行まではあと12時間。その間にフランコや法務大臣に恩赦を取り付けられれば彼の命は、市民の希望は救われる。胸の中の、今にも消えそうなかすかな希望
の火だけを頼りに、なんとか精神状態を保とうとするサルバトール。電話を受けて駆け付けた3人の姉妹。弁護士協会で電話をかけまくるよう指示する担当弁護人。立場上なにも言えないのがもどかしく、サルバトールを見つめる刑務所員。冷酷な顔で彼の墓地の有無を姉妹に尋ねる係員。そして、一人、留守番をさせられた、サルバトールを慕っていた幼い妹。
無情に過ぎる時間。いつもと同じような朝が来る。のに、そこで彼は独裁政権最後の死刑者となる――
その数時間の描写が何よりも重く辛かった。ピストルで人が殺される。死刑で処罰される。人の命の重みは同じ。でも、自分の死、目の前の人、家族、兄弟の死の瞬間を知りながら迎えることがこんなにもやりきれないものなんて。もう二度と生きたこの人の体に触れることはできない、声も聞くことができない。思い出も作れない。死を待つ人は必死に生きようとする。その気持ちを知って、でも自分には命が残されていて、でも何もしてあげられない。命を奪おうとしているのも同じ人間。その流れを止めることはできない。法に従う限り。
そういえばこういうことに直面したことがないんだと思った。すごくショッキングで、涙が止まらなかった。単純に、死について。そしてこのような時代背景や死刑という制度について。言葉にならないけれど、すごく苦しかった。

2009年12月14日月曜日

切ない

Last Christmas, I gave my heart,
but the very next day, you gave it away.

This year, to save me from tears,
I'll give it to someone special.

こんな切ない歌詞だなんて知らなかったよ。でもひたすら繰り返してくれるからなんて覚えやすい!

あとは「クリスマスキャロルの流れる頃には~」ていう曲もそういえばクリスマスソング。
お父さんと二人で広島行ったときに車で流してた、たぶん10年以上前やー

「きっと君は来ない~」っていう曲は、
「きっと君は来ない~二人きりのクリスマスイブ~」かと思って中学の部活帰りに歌ってたら、聞いてた人に突っ込まれた。三人で過ごすつもりだったのかもしれないのにね!

2009年12月10日木曜日

サッカー

【ホンヨミ!】バルサとレアル スペイン・サッカー物語 【】
 
フィル・ボール  『バルサとレアル スペイン・サッカー物語』

バルサはFCバルセロナ、レアルはレアルマドリード。言わずと知れたスペインのサッカーのクラブチーム。
なぜ、この2チームが取り上げられたかというと、両者の試合はエルクラシコと言われ、スペインのサッカーの試合の中でも特に盛り上がる一戦だからである。そしてその裏には敵対関係の長い歴史が詰まっている。
スペインのサッカーは日本のそれとは比べ物にならないほど地域に根付いている。日本の阪神、巨人ファンよりもずっと、チームと地元住民との結びつきは強く、女が前に出ることがよしとされていないところでもサッカーの話は老若男女みなそれぞれが自説を展開する。
歴史で言うと、バルセロナの方が2年早く誕生した。しかしもともとはスポーツ全般を目的にしておりサッカーに特にこたわりはなかったようだ。両者の対決は1902年に始まる。首都マドリードに本拠地を置くFCマドリードは、時の独裁者フランコによる干渉、影響を強く受ける。対するバルセロナはそれに対する勢力として力をつける。当時はスペイン語以外の公用語が禁止されており、カタルーニャ地方発祥のバルセロナやバスク人純血主義をとるアスレチック・ビルバオなどは弾圧を受けた。バルセロナはとてもおおらかかる自己愛が強い民族で、中央政府による圧力にもめげずに力を伸ばした。バルセロナの選手がマドリードに巨額の金と共に移籍する、審判が八百長を働いた疑惑がある、などの圧力にもめげずに力を伸ばす。
地元ごとに団結して熱くなるこのサッカーへの熱気を利用しようとしたフランコにもうなずける。方言というレベルではなく、根本的な言語が違うほど(バスクの言葉はスペイン語と何の共通点もないと言われている)同じ国の中で特色が違い、誇りを持ってチームを応援する、その感覚は今の自分には想像しても実感がわかない。でも、「銀河軍団」マドリードに対抗できたのは、バルセロナ地方のあの独特の、自分たちが一番だ!というふてぶてしいまでに純粋な雰囲気があったからだと思う。フランコはおそらく、二大勢力をスペインの中でイメージづけたかったのだろう。必ずしも相手はバルセロナでなくてはならないことはなかったはずだ。フェア精神が命のスポーツにおいて、八百長、故意による誤審は許されない。しかし、そのような内戦時代を経て、現在両チームは世界を率いる大きなチームになっている。マドリードは四期連続で収入の多いサッカーチームでもある。金持ちと庶民派チームの対戦を、クラシコと呼ぶのはブラジルやアルゼンチンにもあるらしい。レアルとバルサは両チームとも有名で経済力もあるが、フランコ時代の構図はまさにそうだったと思う。民衆は、庶民派に味方し、ゲームは熱く盛り上がる。
FIFAワールドカップが始まった今、サッカーをこのような歴史的な観点で見るのもいいと思った。

2009年12月9日水曜日

愛とはなにか

忙しいほど普段気がつかないことに気がいっちゃって時間をロスするのはよくない、みたいなことを外山滋比古が書いてた。
今まさに。これ書きながら、爪を切りながら、携帯開きながら、髪をとかしてる。さいこーに集中力ない状態。

これから山場第二弾突入。今は眠くない。

今日は久しぶりにおうちで晩ご飯食べた。幸せ。いっぱい食べた。
そのあとはママと家族愛について語っていました。
二人のおじいちゃんと二人のおばあちゃん。全員はいないけど、でもうちの体に、みんなの血が流れてるんだ!
どうしても話してて、自分と関連付けちゃったけど、私はひょっとしたら商売人の血が濃いのかもしれん!血からいうと!!そしたらいいなぁ。
あと、おじいちゃんの隔世遺伝やったら人脈製造能力もあるはずや。
それにしても自分の子供と接するのって難しいんだね。距離感も、自分の威厳も。やっぱ尊敬はされたい。けど冷たくなったり遠い存在もやだ。
同時に、子供の親との接し方とも裏表だけど。
うーん。でも、とりあえず、まだ先のことだな。
とりあえず、赤ちゃんはかわいいから今すぐでも!「愛おしい」って感じだもん。妹か弟でも。
だめだ、暴走してる、
でも元気な証拠!

天才とは

【ホンヨミ!】脳の中にいる天才 【】

所眞理雄 茂木健一郎 「脳の中にいる天才」

・多重人格障害において、いくら多くの人格を持っていても、それらは、子供時代のトラウマにアクセスできる人格と、それができない人格に分けられる

・誰もが天才と認める有名人は、人格の特にその社会的な側面に注目すべき 天才が部屋に閉じ込められていても何も起きない 天才を挑戦へと向かわせるためには観客と、非常に批判的な顧客が必要 なぜなら 相補性、動機、対話と協力 つまり社会的な要素とプロセスが重要

・システム生物学の理論からみる効果あるがん治療法

・ガンの強靭さを制御すべき 腫瘍の大きさの変化ではなく。

・マインドセット(思い込み)を遮断することで創造性が生まれる

・成績より重要なのはいかに苦闘するか、逆境から立ち直るか

・創造性はひとりひとりに異なる

・創造性は反抗ないと生まれない ブレークスルーは反抗から実現するから

訳者あとがきで、最近はすべてがわかりやすい表面的な本ばかりが売れているが、たまにはこういった「硬派」な本があってもいいのでは、とあったように幅広い専門分野で読みごたえのある本だった。
とても
身近な話では、成績よりもいかにリスクをとることができて自らリスクをとろうとすることが重要ということ。とはいえ、人間は生まれつき自分の周りに受け入れられようと、目立った行動を避けてマネをする。だから、普通ではない両親に育てられれば、自分も普通ではない人間になることで両親に受け入れられようとする。これはきれいごとにも聞こえるけれど、普通ではない=誰もがもっている、他の人にはない何かを見つけてそこを伸ばすことは大切だと思う。これを人生の早くに見つけた人が”勝ち組”と言われる人だと思う。自分の中のものに気付かないまま、死んでいく人も多いと思う。
マインドセットの遮断は、脳の左側頭葉の遮断という実験に基づいて主張されていた。クリエイティブには一種の反抗だ、という他の研究者の主張と重なると思う。「無意識を意識する」とも言い換えられるのではないか。日常で心がけるのが難しいからこそ「無意識」だけれど、創造性には不可欠。

読んでみたいと思った本。
第一章の、アランスナイダー博士の『チャンピオンになる秘訣』

2009年12月8日火曜日

ひょえ

つかれだーっ
見学楽しかった、やっぱばばさんすごいと思った。
話の切り出し方、締め方、テキパキとハキハキと。もはやそんなすごい人だってことを忘れて接してしまうけれど、ばばさんはあの場という軸があるからばばさんなんだなと思った。軸がなくて授業してるだけだったら、魅力は半減しちゃうな。
アナウンサーの女の人はすごくきれいな人だった。気取っていなくて、落ち着いていて、たち振る舞いがきれいだった。あんなスタジオでもすごくリラックスしてはったよ。アナウンサになることは絶対ないけど、でもあんなたち振る舞いできるようになりたいな、大人の女性や。品格!あと10回くらい進化しても程遠いかな。

見学も楽しかったけど、そのあとに話したのもすごい楽しかった。議員さんもいろいろ信じられないほど気さくに話してくれたし、帰りの駅で一緒に行った子と話したのもすっごい楽しかった。やっぱ方言は得かも、男でも。きついこと言っててもやわらぐし。威厳はなくなっちゃうかもしれんけど。将来ビジネスするなら、私も関西弁のほうが絶対得な気がする。なぜか京都はネームバリューがいいし。

先週はいろいろ失敗した。時間配分とか。
でも、電車はやっぱり読書が一番うまく使える気がするんだけどな、本ならどこでも集中できるから。あとは宿題とそのほかのバランスだ。。

最近、泣いたり笑ったり。ときどき悩んだり。でもなんだかやっと毎日が楽しくなってきた。
なんかわくわくする。意味もないのに。
それがうれしい、とっても。
でもよくない兆候もある。余裕がない。自分のやるときめたことは責任もって義務履行すること。
迷惑かけるならやる資格ないし! 

「まだ成長できる可能性ある」ぬが言ってた今日の素敵なことば

てれび

【ホンヨミ!】フジprime news”twitter特集” 【】

見学に行った。初めて見る撮影の現場。生放送だから見ている間はドキドキした。ライブで見るのと画面で見るのとは、やっぱり全然違うなと思った。空気を感じた。
twitterは、ゼミで紹介されてからもはや金ゼミではおなじみ。公式アカウントも取得したほど。ネットのひとつのサイトについてテレビ番組が2時間かけて放送するのは、やっぱり異例なことかもしれない。生放送中にハッシュタグをつけて続々と書き込みがある。でもそんな事態にあんまり新鮮さを感じなくなっているのは、ネット世代なのかもしれない。
論文に使えそうな内容もあったが、それよりも目の前で繰り広げられている人々の行動のほうが印象的だった。出演者はもちろん、スタッフのみなさん、付添の秘書さん。内容がわかっていてもそれが口に出すときにうまいことまとまってきれいな言葉にできないことが多い私は、みんなすごいなと思った。それぞれは専門分野を持って座っているけれど、振られる話題は決してそれだけではないので、何に関してもとっさに自分の意見を言えなければあそこに座ることはできない。笑いをとる場所ではないからみんな真剣。テレビとして見ていたら、こんな見方は絶対にしない。今日、偶然、ネット社会で人間関係は希薄になるのか?と友達と話していたけれど、やっぱりいくらネットが発達しても、それは補助的なツールでしかないと思う。人と人がその空間を共有してコミュニケーションをとるとき、言葉とか声だけでは伝わらないいろんなものを受け取れるし吸収できるんじゃないかなと思った。

2009年12月3日木曜日

かがやく人

【ホンヨミ!】フロントランナー 【】

朝日新聞 be on Saturday 2009.11.28
石村萬盛堂取締役 石村一枝さん 

彼女は明治38年創業の老舗和菓子屋を、洋菓子も含めた大企業に育てた女取締役。
私がこの記事に惹かれたのは、自分がなりたいなーとぼんやり描いたことのある像を彼女が体現していたから。私は老舗の(京都の)和菓子屋さんに嫁ぐ!そして、その会社を守りながら育てたい!!という野望を本気で抱いてた時期があった。(今もなれるものならなりたい) それだけでなく、この石村萬盛堂という会社が持っている「鶴乃子」という看板商品は私が幼稚園くらいのときに人生で最初に大好きになった和菓子だった。すごいめぐりあわせ!

彼女は大手広告会社出身。「お菓子って生まれたときから亡くなるときまで常に接点がある。コミュニケーション産業」という発想はなるほどな、と思った。
プロポーズされた時のセリフも素敵で、「男は外で働くことで成長する。君も一緒に働いて成長してほしい」というもの。そしてそのセリフ通り、一日中仕事の目線で生活し、同時に息子も二人育てあげ、とても肉体的にはハードな生活だと思うけれど、写真の中の石村さんはとても笑顔で、楽しそうだった。和菓子屋さんから、「ホワイトデーにはマシュマロを」というムーブメントを創った人でもある。
好きなものを一生かけて作っていく。でも老舗の地位にとどまらず、常に新しく挑戦し続ける。そして何より自分の仕事が心から好きなこと。
まず内容面で自分の興味とこんなにぴたりとくることはめったにない。さらに、女性ということも。
内容も生き方も含めて、とっても素敵な人生だなと思った。

2009年12月1日火曜日

広告作る人

伊藤直樹 『伝わるのルート』 

クリエイティブディレクターという人の本。しかもすごく新しい、話題も新しい旬な本。
でも彼は早稲田大学法学部出身だって。美大、芸大かと思いました。

・”経験の記憶”は一種のアイディアデータベース。
ふだんから、ふと感じたことや、なにかに対して起こった自分のなかのささいな反応なんかをきちんと見つけて覚えておくこと
・打ち合わせのときは 全員からいい反応が出てくるまで、会議を続ける
・ビッグアイディアがしっかちしているキャンペーンはぶれない
そのビッグアイディアを周辺を使って伝えること
・人間の発想は直感的に見えても、じつは論理的に説明ができる理由がある
・メッセージは表現で伝えるもの

根本があればそれをどんな形で伝えるか。その根本の見つけ方、切り口の伝え方がミソらしい。
プロは、前例とかぶっちゃいけない、いいコンセプトがあってもそれが商品や自社ブランドと関係ないと採用しない、などいろんな制約が多い。かぶっちゃいけないだけなら、後の時代に考えるほど不利になりそうだけれど、周辺(メディアなど)はの種類は年々多様化していく一方。今までできなかったことも技術的に形にできることのほうが多い。
だから発想。「新しいものを作る必要はない。今あるものから発見する」と、広告のスマートさんが言っていた。頭を使って理解しないと伝わらないようなものは、広まらない。
今受けている広告特殊の授業は、贅沢な授業なんだなと思った。加えて、スマートさんは私たちのアイディアでも注文をつける前にほめてくれる、いいとこを探してくれるところが素敵だと思った。
打ち合わせの時に、結論を急がずに全員の納得を探す、そこまで時間をじっくりかけられるのはなんかいいと思う。こんなに裏の裏を考えて、いかにその商品を伝えるか、で作られている広告。テレビの現場を見たときもそう思った。相手の気持ちを観察し、分析できる洞察力が、実は発想力より大切なんじゃないのかなと思った。